サーブ後のコンビネーション

picklebouya

皆さんも次のような動画をご覧になることはないでしょうか?

▶「Enhance Pickleball」動画より

スピードあるフラットサーブやトップスピンサーブ、カット気味のスライスサーブのバリエーションを伝えてくれて非常に役立ちます。

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ですが、私の次なる疑問は「で、その後、どうするの?」というものでした。

そのサーブが1本で決まらなかった場合、当然、次の展開を考えなければなりません。

今回はそんなお話です。

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ショートスライスサーブ

前回もお借りした女子トッププロ、ケイトリン・クリスチャン選手(Kaitlyn Christian)がサーブを教えてくれる動画から学ばせてもらいます。

▶「Ed Ju」動画より

最初のシチュエーションは左側(アドバンテージサイド)から。

短くカット気味のスライスサーブを打ちます。

落ちた後、左側に曲がるサイドスピンもかかっています。

スピードのあるフラットサーブやトップスピンサーブだけだと、相手に慣れられてしまうので、このサーブを交え、相手を走らせ、自分のリズムを作り出すそうです。

「相手を時々、右側のフェンスにぶつけることもある」とクリスチャン選手は笑います。

完全に手前コーナーを狙うのではなく、主目的は相手をできる限りサイドラインより外側に動かし、次のオープンコートを作ることです。

余裕を持って1~2メートルほどの正方形ゾーンを狙うので構いません。

狙ったゾーンに落ちれば、右利きだと相手は確実にバックで処理することになるでしょうから、あまり精度のいいリターンは返ってこないでしょう。しかもこのサイドに振られた位置からネットに出るのはかなり難しいと思われます。

サーブを打った後は、返球された甘いボールをダウンザライン、もしくは順クロス方向に打ちます。

相手は前方左から後方右へと一番距離を長く走らされることになります。

この時間を使って、自分はネットへ向かいます。2バウンドルールによって、ピックルボールでは、サーブアンドボレーができないので、

3球目で相手を追い込むのには、理想的なパターンと言えるでしょう。

普段よりスピードを落としてグリップの握りは普段の6、7割に緩めているそうです。

シングルスだけでなく、ダブルスでも使えます。

相手がスタッキングしている際には、相手が右サイドに移るのを難しくする、非常に良い手段になるそうです。

さすがトッププロとあって、スピンを打つように見せかけた面を閉じた状態からテイクバックでオープンフェイスに切り替えてスライスを打っています。

私「ピックル坊や」の場合は最初からスライスを打ちやすいオープンフェイスにしておいて、時折対角線に長いスライスを打って、相手がショートスライスを事前に読んで前に進んでくるのを防いでいます。

ショートアングルサーブ

次は逆の右側(デュースサイド)から。ややトップスピンをかけたアングルサーブです。左側(アドバンテージサイド)でも可能だそうですが、こちらからの方が、ボールを左に逃がす回転がかけやすいので効果的ですね。

オープンスタンスで、サイドラインに近い位置に立ちます。

そして角度を付けてキッチンラインのすぐ後方、相手のサービスボックスの右前方に浅く狙います。

リターン側が右利きの場合はフォアになりますが、返球されたボールをダウンザラインに打つと、先ほどのスライスアングルサーブと同様に、右前方から左後方にまで、一番長い距離を走らせることができます。

しかも、次のボールはドライブにしろ、相手のバックからのショットです。あなたがネットに詰めてしまえば、かなりの確率で、次のボールでウィナーを奪えるでしょう。

グリップの握りの強さは普段の6割ぐらい。スイングは45%ほどで軽く打っているそうです。テイクバックは小さく。小さいCの文字を描くようにで、いいとのことです。

立ち位置やオープンスタンスから相手にはショートアングルを予想されるでしょう。

それを防ぐ意味でも、時折、左方向に曲がるように回転をかけたボールで、相手のバックや正面の深いところを狙います。

動画内では「ディープセンターサーブ」と呼んでいます。

これならショートアングルと全く同じフォーム、同じ位置から打てますね。

相手が後ろ体重にできれば、再び自らのチャンスとなります。

すべてはコンボ(Combo)。

連続した攻撃の組み合わせです。

ロブサーブ

最後にロブサーブです。

スコアが竸った緊張した場面で、ペースを変える際に有効だそうです。

ベースライン少し後方に立って対角線の長い距離で、相手のベースライン深くを狙ってトップスピンのかかったロブサーブを打ちます。

プレッシャーのかかった場面で自分からペースを作って、深い位置から肩口のボールをフルスイングしていくのはかなり難しいものです。

リターンが浅くなればこちらのチャンスですし、オーバースイングになって相手がミス可能性もあるでしょう。

クリスチャン選手は、自分のスイングとボールの軌道を考慮して、うまく落下点がベースライン付近に収まるような立ち位置を探すように勧めてくれています。

相手がリターンから確実にネットを取りたい選手の場合、ロブサーブをリターンすると、

どうしても普段より1、2歩、キッチンラインにたどり着くのが遅くなります。

そのスキをついて、強烈なサードショットドライブでオープンスペースを狙います。

自分から力任せに攻撃するよりも、相手に嫌な形で前に出させてパッシングを打っていく。これも素晴らしい戦略ですね。

2手3手先を考えて

サービス1本で決まればいいですが、アンダーサーブのピックルボールでは、なかなかそうはいきません。

ですが相手のリターンの返球の甘さ、相手のポジション、すべてが自分の想定通りに運ぶと、次の3球目のショットは非常に気持ちよく打てるものです。

まさに気分は「操り人形師」のようでしょう。

2手、3手先を読むプレーで相手を翻弄できると、ピックルボールは心底楽しいな、と思えますよ!

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大阪府生まれ。大学までテニス部。大阪から情報発信。ピックルに目覚め、ルンルン楽しく上手くなれるのか検証中
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