「質の良いボール」を打つ

picklebouya

野球やテニスではよく聞く「重たいボール」という表現は、ピックルボールではあまり聞いたことがありませんよね。実際、ピックルボールは22.1g~26.5と軽いので、重みを感じることはなかったのです。ですが、最近、非常にうまいプレーヤーの方と打ち合った時、初めて「重い」という感覚を味わったような気がしました。

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ボールの芯とらえる

ボールの芯をしっかりパドルのスイートスポットでとらえ、体重がしっかり乗ったボールでした。

ナチュラルな厚い当たりのドライブと言えばいいのでしょうか。

やはり、通常のトップスピンより伸びてきて、差し込まれるような感覚を感じました。

この打ちづらさは、表現するなら「重い」ボールという言葉が最も当てはまるかと思います。

腕の振りは70%

次の動画ではATPチャレンジャーで15度の優勝を果たした元テニスプロで現PPAプロのマーティン・エムリッチ(40歳=ドイツ、MartinEmmrich)選手が登場します。

腕のスピードは70%、リストのスピードは90%の感覚という、左利きのフォアのドライブのデモンストレーションを見せてくれます。

右利き用に言葉を変換すれば

「右足から左足にステップを踏み、体重のエネルギーをインパクト時にぶつけるようにしています」

「左腕で胸の開きを抑え、フォロースルーで必ずしも後ろ足を前にステップしなくてもいいので、右足から左足に体重を伝えるようにしてください」

とアドバイスをくれています。

「体重移動のエネルギーで20~30%分、パワーが加わり、その分、 腕の力を使わなくて済む」と話しています。

▶「Ed Ju」YouTubeより

軽い力できっちり飛ばす

教わるクリエーターが真似して打つ番になると、軽い力でボールを飛ばすコツを、いくつもくれます。

ボールがバウンドして時間があったら、しっかりステップインしてボールに近づき、腕を伸ばしきらずに、キチンとボールをとらえ、体重を乗せるように指導します。

エムリッチ選手は自分のパドルで作った壁を、インパクトの際に押しのけるぐらい力が入るかどうかを問いかけます。

ボール1個分ほどだけ脇が開いた、一番、力の入りやすいポイントで、ボールを叩くのが、いかに大事かを教えてくれてます。

改めてのエムリッチ選手のデモンストレーションのパートになります。

①ボールがワンバウンドした際には、キッチリパドル先端が立った状態でテークバックが完了しています。

②キッチリ踏み込み足付近でボールをとらえ、後ろ足は前へときれいに出ていきます。いわゆるピップローテーションというものです。

③腕を伸ばしきらないのと同様、すぐに体を伸び上がらせず、低い姿勢を維持してボールを長く押し込むことの重要性も語ります。

力はテクニックを消す

エムリッチ選手は、こんな象徴的な言葉も残しました。

「力を入れれば入れるほど、テクニックは消えていきます」。

まさにその通り、スローモーションでもできるような一貫性のある確実なスイングをすることが大事です。

「速くドライブするだけだと、レベルの低い選手は詰まるかもしれないが、プロレベルでは簡単に返される。だからキチンとスピンをかけなければならない」

テニスでもプロになってくると、ただのスピードではなく、ボールの質の高さ、いわゆるスピン量やバウンドの伸びなど、

クォリティーの細部にまでこだわったショットを、打たなければならないと言われます。

ピックルボールでも同じだということが、非常によく分かる言葉です。

小さいポイントを大事に

次のPPAプロ、ゼイン・ナブラティル選手の動画でも、同じように、いかにしてドライブの「質」を上げるかが語られます。

①準備=左手でうまく使い、コイルのように回転させることでパワーを生む。

②体重移動=ステップインしてボールの真後ろに入り、インパクト後、体重を乗せる。

③スイング軌道=パドル面をボールの高さのわずか下に入れ、わずかに上に向かって打つ。

④加速度=きれいでコンパクトなスイングで加速する。

⑤接触ポイント=体の真横ではなく前足のそばでインパクトする。

⑥フォロースルー=可能な限り打球方向に打ち出し後ろ足が出るぐらい体重を乗せる。

▶「Zane Navratil Pickleball」動画より

すべて1度は聞いたことがある些細なことに思いますが、このすべてを守れるかどうかが、ボールの「クオリティー」に関わってきます。

私が「重い球」と感じた差につながるということなのでしょう。どうしても強いドライブを打とうとすると、フルスイングで気持ちよくブッ放したくなります。

ですが、ピックルボールでは、より一貫性が大事になります。

基本事項をキッチリと守る。簡単そうなことほど、なかなか難しいものなのです。

改めて「力みはテクニックを消す」を肝に銘じましょう。

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ピックル坊や
ピックル坊や
勝手に広めるンルン
大阪府生まれ。大学までテニス部。大阪から情報発信。ピックルに目覚め、ルンルン楽しく上手くなれるのか検証中
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