ベンのメンタル論を学ぶ

picklebouya

以前、18歳の絶対女王、アンナ・リー・ウォーターズの金言をご紹介しました。

ミスした後悔を引きずると大抵次のポイントもうまく行かない。自分の脳を騙すぐらい「私は勝てる」と言い聞かせるというモノでした。

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男子1位のメンタリティー

PPA男子1位に返り咲いたベン・ジョンズ(26歳)も、似たような非常に興味深い「メンタリティー論」について話しています。

以下の動画より引用させていただきます。

▶「Ben Johns」YouTube動画より

大事なこと2点

ピックルボールにおいては、肉体と同時に精神も非常に大事だという話から、ベンの言葉は始まります。

その精神面において、大事なことが2つあるそうです。

1つは

自分自身の最高のパフォーマンスを発揮するための最高の精神状態を保つ方法を見つけること。

もう1つは

どんな瞬間にも集中してプレーに臨むこと。

この2点を挙げています。

惑わすモノはたくさんある

もう少し具体的な話に移ります。

ベンは小さなコートで大観衆に囲まれ、1対1もしくは2対2で戦うピックルボールの特異性について触れます。

ピックルボールでプレーする際、プレーヤーを惑わす可能性があるものは驚くほどたくさんあります。

ボール、ポイントの勢い、相手チームのコート上での状況、ネットの張り具合、プレー中の状況など。多くのことがプレーを狂わせる可能性があります。

先日もベンは相手選手のポイントを奪うごとに挙げる奇声に苛立つ様子を見せていました。距離に向かい合っているからこそ、見える相手の仕草や表情も気になる要素の1つです。

風の影響、ネットイン、近い観衆からのヤジや声援。相手や自分だけでなく、どうやってもコントロールできない外的要因はたくさん存在します。

PPAトーナメントでパドルを叩きつけたり、自らの手で折ってしまったり、ボールを観客席に打ち込んだりと大暴れしてしまうプレーヤーもいます。気持ちは分からなくないですが、決して褒められたものではありませんよね。

平静と集中

そのような惑わすモノ、狂わすモノに負けないように、普段から訓練する必要があるという訳です。ベンは次のように平静と集中を「習慣化」していることを明かします。

ですから先のメンタル面の大事な2つを見つけられるように準備しておく必要があります。

私の場合、間違いなく、それは習慣になり、日々探し求めているもののようなものになります。

1度あまり努力せずにできるようになると、少し自然にできるようになります。

しかし、最初はその状態に達していないかも知れません。

言うは易しですが、実際どうすればいいのかのヒントもくれます。

トリガーを見つける

ベンは言います。

2つの要素を自然に到達するようになるには、

一般的にある種のトリガー、つまり自分が望む状態に戻らなければならないと、知らせてくれるものが必要だと思います。

それはバックフェンスをタップしたり、腕の何かに触れるなど、簡単なことで構いません。

その状態になりたいと考えた方がうまくいきます。気分が良くなり、プレーも良くなります。

自分自身と戦っているのではなく、ただ自分がなりたい状態に到達しようとしているだけなんです。

深呼吸したり、手の平に息を吹きかけたり、何か特定の1点を見つめたり、と色々な方法はあるのでしょうが、その際、スイッチを入れるものを決めておくと効果的だと教えてくれます。

ベンは手にハメているリストバンドを触る仕草を動画の中で見せます。ほんの些細なことで良いのですね。

私の場合は、1度脱力してグリップを極端に緩め、パドルをクルクル回すと決めています。

ミスをリセットする

ベンは「自分自身との戦いではない」とあえて言っているところが印象的です。続けて、メンタルが崩れる大きな原因は、自らのミスであると認めます。

打とうと思ったショットを打てなかったり、やりたいことができなかったり。そんな単純なことでも、完全に精神を狂わせてしまう可能性があります。

だからメンタルリセットが必要です。

自分が犯したミスやプレー中に犯した特定のミスについて考えてしまうと、大抵の場合、うまくいかないからです。ポイントの後、少なくとも重大なミスを犯したたびに、メンタルリセットをして「あぁ、そのミスは記憶から消し去って、次のポイントに向かおう」という気持ちになることが大切です。

「よし準備はできた」「自分の状態に戻った」という気持ちになるのは、とても大きなことです。

メンタルもスキル

ベンは、ショットの精度とメンタルコントロールは同じぐらいに重要と考えているようです。メンタルが整っていないと、いいショットも打てない。そんな相関関係にあることを、経験上誰よりも分かっているのでしょう。

身体的なスキルと同じように、精神的に強いこともスキルだと思います。ですから練習が必要なものです。何を練習しているか、どのように練習しているかを知る必要があります。意識的に上達しようと努力する必要があります。

最終的にはオートパイロット的に自動で切り替えられるように上達し、何も考える必要がなくなるでしょう。それは自然に起こります。それが私たちの目指すところです。

もちろん、その道のりは特定のショットを練習するのと同じように、自動的にできるような域に到達するには、多くの反復練習が必要となります。ですから意識的に練習するようにしてください。

これは自分自身との戦いではなく、本質的に何かを達成しようとしているだけなのです。

これがどれほど重要かを見落とさないでください。

人は精神的に強い時、最高のパフォーマンスを発揮すると思います。本当にそれだけです。精神的に強くなければ、おそらくあまりよくないプレーを経験する時期を過ごすでしょう。誰もそんなことは望んでいません。

ですから私は精神面を鍛えることが、ピックルボールのショットの練習と同じぐらい重要だと主張します。

負けたらどうしよう、こんな強い相手に勝てたらどうしよう、といった先の心配ではなく、この1ポイントを取ろう、このサードショットだけは成功させようと、目先の目標に集中したら、うまくプレーできた経験はないでしょうか? 

メンタルも1歩1歩進むように練習していけば、きっとうまくコントロールできるようになるはずです。ピックルボールは10-1からでも逆転される可能性があるスポーツと言われます。ディンクする手が固まってしまうなんて経験1度はあるのではないでしょうか?

普段はボールの「リセット」に取り組んでいる方が多いと思いますが、気持ちの「リセット」練習も、ぜひ積極的に取り組んでいきましょう!

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ピックル坊や
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勝手に広めるンルン
大阪府生まれ。大学までテニス部。大阪から情報発信。ピックルに目覚め、ルンルン楽しく上手くなれるのか検証中
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