ボレーを考える①

ボレーを考える①

今回はボレーについて考えてみます。
テニス同様、種類に関して、いろんな言い方があるようですが、比較的多く使われていた表現、4種類に絞ってみます。
ボレーの種類
パンチボレー
ピックルボールはコートが狭い分、反応時間は短くなります。相手の速いドライブに対して、ほぼテイクバックせず、文字通りパンチを打つようにコンパクトに攻撃していくボレーです。素早い動作で正確にボールを打ちます。
ブロックボレー
相手からの強いボールに対して、ブロックして勢いを吸収するようなボレーです。グリップはゆるく握り、スイートスポットに当てることだけに集中します。パドル面をうまくコントロールできれば、当てるだけでボールが返ります。パンチボレーよりはディフェンシブなボレーで、相手の攻撃をリセットしたい場合に用います。
スイングボレー
相手のボールに勢いがなく、自分からペースを生み出したい場合に使います。肩を中心に、手首や肘をわずかに使う範囲内で、パドルを動かします。ロールやフリックなどもこれに当てはまります。テニスのドライブボレーのように、大きくスイングしていては、安定性も欠きますし、相手からの返球に対処できません。
ドロップボレー
相手に深く打つと見せかけて、キッチン内やその周辺に落とすショットです。これはテニスと同じ言い回しですね。相手を前後に振ることもできますし、うまくコントロールできたり、逆を突ければ、そのままウイナーになります。ただ失敗すれば、相手は無条件に前に来てしまい、一転ピンチに陥る「諸刃の刃」です。
コンパクトに
ピックルボールには「ボレーを制するものはゲームを制す」との格言もあるそうです。それほど重要なショットです。以下いずれの動画も、大きなテイクバックは必要ない、肩からパンチするようにと強調しています。
私「ピックル坊や」は30年以上のテニス経験者。ピックルボール転向で「耳にタコ」ができるぐらい聞いたアドバイスで、頭では分かっているのですが、なかなか簡単にはいきません。
▶「Selkirk TV」動画より
マクガフィンの金言
そんな時、ATPツアーを回っていた元テニスプロで、ピックルボール界でも人気なトップ選手、タイソン・マクガフィン選手がボレーを教える動画を見つけました。
▶「Tyson McGuffin Pickleball」動画より
「パドルを後ろに引きすぎる人」の対処策として、次のような表現を使っています。
「ボールにハイタッチするように」
フォアなら手のひらで文字通りハイタッチ。バックなら手の甲で。手を合わせる時、思い切り振りかぶったり、合わせた後、余計なスイングをする人はいませんよね。本当に的を射たアドバイスだと思った次第です。
そしてパドルを1冊の本に見立てて
「本のページを開いたように構えましょう」
しっかりフェイスを作るように教えてくれます。フォアは右側のページ、バックは左側のページのイメージですね。

「ハイタッチ」と「本を開く」。これなら体を横に向け踏み込む、テニスのボレーが体に染み付いてしまっている私にも、すんなり頭に入ってきました。
マクガフィン選手は、常に自分の視野内にパドルが位置するようにすること、ボールを脇の下に挟み、ほどよい距離でコンタクトする練習も付け加えてくれています。
この素敵な金言を頭に入れて「振りすぎボレー」から脱却したいと思います。
「ボレーを考える②」では「振りすぎ」以外の注意点やドロップボレーのコツについてご紹介します。

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