ピックルボール ボールの選び方

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個人ならまだしも、いざチームや団体のためにある程度の数のボールを購入するとなると、選定に迷われる方も多いのではないでしょうか? 

基本的な屋内、屋外ボールの違いは以下をご覧いただくとして、今回はどのボールでプレーすべきか、選ぶ際のヒントをお伝えきればと思います。

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できれば使い分けを

簡易的なアウトドア、インドアボールの違いのおさらいです。

屋外と屋内のボールの違い
屋外(アウトドア)屋内(インドア)
38~40穴の数26
6~8mm穴のサイズ約1cm
73.6~75.4mm直径72.9~73.6mm
25.5ー 26.51g重量22.11ー24g
硬い硬さ柔らかい

屋外用は風の影響を受けにくいように、小さい穴が多くあり硬くやや重い。

屋内用はそれに比べれば、やや大きい穴が少ない数あり、柔らかくやや軽い、

でしたよね。

メーカーで選ぶなら、アメリカのMLPはFranklin、PPAは2024年からONIXを公式球として使用しています。日本の大会はFranklinが多いようです。

どうしても屋外屋内の両方で使いたい場合は、屋外用がオススメです。

硬くて耐久性が高く設計されているので、体育館の木製床が多い日本の環境下では、代用できることも多いためです。

規定では78 インチ(198cm)の高さからコンクリートの表面に落とした場合、跳ね返りは30インチ(76.2cm)以上必要で、 34 インチ(86.36cm)を超えてはいけないとあり、その規定内に収まるように設計されています。

ただ屋外用は屋内用に比べ、硬い分、バウンドが少し高くなる傾向があるので、インドアの公式トーナメントに出場した際は、あまり跳ねないと感じ、その違いに戸惑うかも知れません。

いずれにしろ、長く使っていると割れたり、割れないにしろバウンドの跳ね具合が落ちたり、多少ゆがんだりしてきます。

消耗は避けられないので

できることなら屋外、屋内きっちりと使い分けて購入したいところです。

オススメボール8選

Franklin X-40
用途屋外
価格3個=11.99ドル
色展開イエロー、ピンク、パープルなど
重さ直径74.0mm、25g
特徴中程度の硬さで中速
個数3、12、36、50、100個
※以下、表の価格は各メーカー公式から

すべて同じ穴の大きさで40穴。

継ぎ目のない一体型構造、超耐久性のあるポリエチレン構造により、屋外コートでもへこみやひび割れを防ぎ、丸みも変わらず、長くプレーできる。

Dura Fast 40に比べれば、やや柔らかく総合力に優れた「万能」のボール。

中程度の硬さの中速ボールにしては、スピンはよくかかる。音も静か。

スキル レベル 3.0 ~ 4.0 の中級プレーヤー、またはゆっくりしたゲームを好むプレーヤーに適していると言えそう。

全米オープンピックルボール選手権公式ボール。


Franklin X-26
用途屋内
価格3個=11.99ドル
色展開イエロー、ブルー、ピンクなど
サイズ直径74.0mm、24g
特徴試合トレーニングとも◎
個数3、12、100個

最高のEVA素材のみを使用した頑丈なツーピース構造。26 個の穴が正確に配置されている。滑らかに面取りされた穴が特徴的。

バランスの取れた飛行パターンと、ボールごとに一貫した高いスピンを実現。

屋内コートの表面で一貫した品質と最適なパフォーマンスを発揮するように設計されている。

耐久性にも優れている。


USA Pickleball (USAPA) による屋内トーナメントプレー公式承認球。


Onix Dura Fast 40
用途屋外
価格4個=12.99ドル
色展開ネオングリーン、イエロー、ピンク
サイズ直径 74.6mm、26.0g
特徴かなり硬質で高速
個数4、100個

Duraは、ラテン語由来の英語で、「硬い」「耐久性のある」という意味。40は40穴を意味する。

航空宇宙エンジニアによって設計された、特許取得済みの穴パターンを持つ。

16 個の穴 (0.325 インチ) と 24 個の穴 (0.264 インチ)の2種類のサイズ違いの穴により、最高の飛行パターンを実現しているという。

2019年に全米オープンピックルボール選手権公式ボールに採用され、以後も数々の大会で公式ボールに。

他のボールと比べてもかなり硬質で、よく跳ねスピードも速い。

速いゲームを望み、スピンとスピードを駆使して力強く打つことができる、中級者から上級者に適していると言えそう。



Onix Fuse G2 Outdoor Pickleballs
用途屋外
価格3個=8.99ドル
色展開ネオングリーン、イエロー
サイズ直径73.7mm、26.3g
特徴ソフトな感覚で音も静か
個数3、6個

屋外用ボールの中で最も静かなボールの 1 つ。最適なバウンドの高さと安定した飛行を実現。従来のFuseより3倍の耐久性も備える。

優れたシーム溶接により耐久性が向上し、割れにくくなっている。

多くのプレーヤーが好む優しい感触が特徴。

複数のコートや条件で使用できる適応性も併せ持つ。

USA Pickleball (USAPA) による屋外トーナメントプレー公式認定球。


Gamma Photon Indoor Pickleball
用途屋内
価格6個=15.99ドル
色展開イエロー
サイズ直径73.7mm、24g
特徴幅広いプレーヤーに適応
個数6、60個

初級プレーヤーから上級プレーヤーまで、幅広いプレーに対応できるように設計されている。

ツーピース構造。精密な26個の穴。

耐久性に優れ、屋外と変わらぬスピード感をあらゆる屋内コートでも可能にした。

安定したバウンドと正確な飛行性能を実現。バウンドの高さは他と同レベルの83.8センチ。

USA Pickleball (USAPA) による屋外トーナメントプレー公式認定球。


DIADEM OFFICIAL PICKLEBALL
用途屋外
価格3個=10.95ドル
色展開ネオン、イエロー、ピンク
サイズ直径74mm、26g
特徴一体型で耐久性◎
個数3、6、12、50個

耐久性のあるポリプロピレン素材を使用し、新たに、一体成型シームレス構造を採用。

丸い形状が長期間維持できる。安定性、耐久性に優れるよう、何度も環境テストを繰り返して開発された。

40個の穴。

USA Pickleball (USAPA) による屋外トーナメントプレー公式認定球。


Vulcan VPRO Flight
用途屋外
価格3個=11.99ドル
色展開ハイビスイエロー
サイズ直径74mm、26g
特徴バウンドもスピンも◎
個数3、12、36、100個

第1世代から改良を重ねて進化。

個別にレーザーでコード番号が付けられており、品質管理を徹底している。

様々な温度や条件で環境テストを行っており、あらゆる屋外コートとあらゆるスキルレベルで優れたパフォーマンスを発揮する。

バウンドも一貫性があり、スピンもかけやすい。

40個の穴。視認性も高い蛍光色の黄色。

PPAとMLPの公式ボール。USA Pickleball (USAPA) による屋外トーナメントプレー公式認定球。


Selkirk Pro S1
用途屋外
価格4個=15ドル
色展開イエロー
サイズ直径71.1mm、26.3g
特徴長持ちさせたい方に最適
個数4、12、100個

セルカークのパドル技術同様に、ゲームを変革させるとのコンセプトで研究開発された。

特許取得済みの38ホールデザインを採用。

新たな空力特性により、あらゆるショットで安定した弾道を実現する。

シームレスな構造により、中速度のスピードと最適なスピンを可能にしプレイヤーが求める繊細なタッチの要求にも応える。

耐久性も追求して、1年間の無ひび割れ保証付き。

USA Pickleball (USAPA) による屋外トーナメントプレー公式認定球。


値段で決めるのも大事だが

私「ピックル坊や」も練習ではGammaを使っていましたが、試合ではDIADEMでした。バウンドの具合もボールの硬さもかなり違い、最初は戸惑いました。

膝の高さより上のボールはドライブで打っていこうと思っても、ボールによって、なかなか感覚と合わず苦しむこともあります。

硬めで高速の「Onix Dura Fast 40」、中程度の硬さで中速の「Franklin X-40」。このあたりは1度は試し打ちしておくことをオススメします。

少しでも安いものという気持ちも分かりますが、1~2週間でダメになるモノもあれば、1カ月使えるモノもあります。結局、値段だけで選ぶと損をすることにも、なりかねません。

実際の試合で使うボールと、あまり感覚の違うモノで練習しても、日々の努力がもったいないですよね。

1球500円ほどで、決して安い代物ではありませんが、大量購入すれば値段が多少下がるものもあります。

まずは少ロットで試してみて、皆さんの意見をまとめるのはどうでしょうか?

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大阪府生まれ。大学までテニス部。大阪から情報発信。ピックルに目覚め、ルンルン楽しく上手くなれるのか検証中
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