バックハンドフリック

picklebouya

以前、バックハンドロールとフリックについて少しお伝えしましたが、実際問題フリックは難しすぎて詳細は解説できませんでした。

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今回はその最難関のテクニックについて、頑張ってお伝えしたいと思います。

ピックルボールで「最も面白く危険なショット」だそうです(笑)。

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まずはイメージをつかむ

基本的にはリストを使ってバックの低い位置からでもボレーで攻撃する技術です。

肩口であれば、テニスのバックのドライブボレーをイメージしてもらえばいいでしょう。迷わず攻撃できるゾーンですね。

腰からネットまでの高さ、いわゆるネットより低い位置ですが、上級者になると、この難しい位置からでも、リストを使ってボレーでスピードアップします。

感覚の部分が多いショットだと思うので、伝わり方は人それぞれです。まずは次の短い動画でイメージをつかんでみてください。

打つ前のコツ2点

どうでしょう? なんだか出来そうな気がしてきましたか。

色々なチュートリアル動画がありますが、私には次のリチャード・リヴォルネーゼ・ジュニア(Richard Livornese Jr.)選手の動画が、一番理解しやすかったです。

▶「The Pickleball Clinic」動画より

打つ前のコツは以下の2点だそうです。

キッチンラインの出来るだけ前ぎりぎりに陣取り、下がってはいけません。

後退するとただでさえ難しいショットがより難しくなります。

膝を曲げ肩幅より足を広げ、アスレチックなスタンスを取ります。

お尻を後ろに出し、肩を前に出し胸を張ります。

こうすることで前へのリーチが伸びます。

打つ時のコツ3点

膝より下のボールと自分の体の枠内より遠いボールはディンクを選んだ方がいいという選択肢の話の後、次は打つときのコツ2点。

ボールに回転を与えるため、ボールの下に入り込む必要があります。

パドルヘッドは地面を向くまで一旦下げます。

個人的にはこの形さえできれば、正確にコースを狙えるかどうかは別にして、結構な確率でネットは越えることができる感覚があります。逆にここがボールが来るより先にできていないと確実にミスします。

手首を固くしてしまうと、パドルを前に押し出す力がでてきません。

リストを柔らかく使えば、可動域は広がります。

グリップを緩くしてなるべく遠くまでボールを押せるようにしましょう。

前に突き出した前腕は動かしません。

テイクバックと言える部分は文字通り手首から先だけです。

テイクバックはしない意識が正しいでしょう。

ボールを打ったらパドルの先端は打ちたい方向に向けます。

どこを狙うか

最後に狙い所です。この話が一番、私には目からウロコでした。

1番目として挙げられているのは、正面にいるプレーヤーの右肩です。

いわゆるチキンウイングになりやすい場所を狙います。

このやや高めのダウンザライン方向が最も効果的だそうです。

2番目が正面にいるプレーヤーの左肩です。

バックで対応するにしろ、腕を伸ばす距離が長く、反応が遅れればカウンターは打てません。

センターをカバーしようと横に立つパートナーが腕を伸ばすのも難しい距離です。

最後がセンター方向。

クロスに引っ張ります。

左右にズレてもスペースは両サイドにあるので、最もリスクが少ないコースと言えるでしょう。

より現実に当てはめると

バックフリップが発動される、最もよくあるシチュエーションが、

左サイド同士のプレーヤーがバックのクロスディンクを打ち合っている状況です。

その中で相手が、こちらが空中で処理できるやや浮いたショットを打ってきた場合が、このショットの出番です。

その際、相手は①②③の3方向を2人で瞬時に守らなければなりません。

リストだけのスピードアップですから、ロールよりかなりコースを読むのが難しくなります。

③のコースの場合は、2人の間だけでなく、左に立つ相手プレーヤーの体の正面に来ることもあります。反応するのは非常に難しいですね。

だから、それほどスピードがなくても、このショットは決まりやすいのだそうです。

このように理論立てて教えてもらえると、どうバックハンドフリップを使っていけばいいか、が非常によく理解できます。

最上級者のもう1つのコース

そして、トッププロになってくると、もう1つ秘密のコースが存在するそうです。

それがショートアングル。図の④のコースです。

3カ所のコースを2人でカバーするのですから、相手左側プレーヤーができる道は、センターカバーに極端に寄ることでしょう。

ですが、センターに動いたのが見えれば、瞬時により角度を付けたクロスに打ちます。

スピードはそれほどなくてもこれなら相手は反応できませんね。

ですので、この4番目のコースに打てるプロ、JWジョンソン選手(JW Johnson)やベン・ジョンズ選手(Ben Johns)には図の赤の斜線で示したボックスゾーンにボールは来ないそうです。

打てばやられると相手は分かっているからです。

こうなると相手の選択肢は膝より下に短いクロスディンクを確実に打ち込むか、そのコースを避けるしか道はありません。

打てるショットのバリエーションが多いと、それだけ相手の選択肢を狭め、自分に有利にできることがよく分かります。

軽々とアングルに打つプロ

まだ19歳ながらPPAで超トッププロとして活躍する、ヘイデン・パトリキン(Hayden Patriquin)と、APPのトッププロのウィル・ハウエルズ(Will Howells)がバックハンドフリックを教えてくれる動画です。

テイクバックは一切なくフォロースルーだけで振り抜く。

ボールが低いときはパドルの先端を下げて、ボールの周りを外側から回るようにリストを使っている

などのアドバイスをくれます。

先ほどの動画が教えてくれた通り、角度を付けた4番目の位置にも軽々と打っていることが分かります。

▶「tanner.pickleball」動画より

スピードやパワー、テクニックも大事ですが、キッチリとコースを考えて打つのも大切だと、改めて気づかせてくれる「バックハンドフリック」。

文字通り「方向性」さえ定まれば、習得の「近道」になりそうです。

決まれば気持ちいいことこの上ないです。

何とかマスターできるように頑張りたいですね。

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ピックル坊や
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勝手に広めるンルン
大阪府生まれ。大学までテニス部。大阪から情報発信。ピックルに目覚め、ルンルン楽しく上手くなれるのか検証中
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