ピックルボールの賞金は?

picklebouya

2025年に入って、ピックルボールの大会が日本でも積極的に開催されるようになりました。

国際大会「PPA TOUR ASIA sansan FUKUOKA OPEN 2025」が、8月26日から31日まで福岡・糸島市で行われ、のべ1000人以上が参加。賞金総額はかなりの高額の1000万円と話題になりました。

今回はピックルボールの賞金がどの程度なのかを見ていきたいと思います。

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US OPEN 複で220万円

まずは世界40カ国から5万5000人を超えるファンと3450人のプレーヤーが参加する、世界最大規模のピックルボール祭典「US OPEN」を見てみましょう。

2025年4月開催の賞金は男女シングルス金メダルで6000ドル(約89万円)、男女ミックスのダブルス金メダルで各ペアに1万5200ドル(約225万円)となっています。

ピックルボールの主な賞金
大会名開催年優勝賞金賞金総額
US OPEN2025年220万円2400万円
オーストラリア選手権2025年24万円290万円
PJFジャパンリーグ2025年100万円160万円
PPA TOUR ASIA2025年60万円1000万円
優勝賞金は男女ダブルス(ペアの金額)、ドルなどを円換算のため金額はおよそ

福岡優勝選手は3種目100万円

高額と話題になった「PPA TOUR ASIA」の福岡大会では、男女シングルスで優勝2520ドル(約37万円)、男女ミックスのダブルスで4200ドル(62万円)。

「あれ?数百万円単位でないのか」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。

ですが、実際に男子シングルスを制したコナー・ガーネット選手(28歳=アメリカ)は男子ダブルス、ミックスの3冠ですから、2520ドル+4200ドル✕2で1万920ドル(約162万円)。

取り分をペアの半分で計算し直すと、6720ドル(約100万円)を手にしています。

賞金総額43億円を超える世界最高峰のプロピックルボールツアー「PPA TOUR」、そのアジアツアーのひとつとして日本初開催となった福岡大会。3種目で上位入賞すると、やはり、なかなかの高額になりますね。

複の方が若干高額

シングルスよりダブルスの賞金割合の方が少し高いのが、他競技と違うところでしょうか。

卓球のTリーグは優勝100万円、ボウリングのPリーグが1大会30万円、年間賞金300万円ですから、ピックルボールは、すでに、なかなかの高額と言えるのではないでしょうか。

PPAとMLPは

アメリカのプロ、PPA(The Professional Pickleball Association)とMLP(Major League Pickleball)の場合はどうでしょう。

賞金総額ではピンとこないと思いますが、女子の絶対女王アンナ・リー・ウォーターズ(18歳)は2024年の年収が300万ドルを超えたとされています。

PPA、MLP の両リーグからの収入、スポンサー契約を含めた金額で、

日本円に直すと何と4億5000万円。

夢があります。

ピックルボールのアメリカプロの賞金
大会名賞金総額
PPA Tour(各大会)1億8000万円
PPA Tour(年間)8億2500万円
MLP Playoffs3000万円
MLP選手個別例30万円〜3750万円
UPA今後の年間賞金46億5000万円
ドルを円換算のため金額はおよそ

2026年からPPAとMLPが統合されUPA(United Pickleball Association)が新設される方向ですが、そこでは年間賞金が46億5000万円まで増額される見通しです。

アンナの現状の収入源の大半はスポンサー契約ですが、

この賞金の増額で6~7億円規模にまで増える可能性があるそうです。

PWRは延期中

もう1つ高額賞金で話題になったPWR(Pickleball World Rankings)。

新たに立ち上がった国際プロピックルボールのランキングおよびツアー組織で、中東大会では賞金総額150万ドル(2億2000万円)と発表。世界各地で開催されるPWRワールドツアーでは、賞金総額1500万ドル(22億5000万円)になる言われていました。

ですが資金難やプレーヤーの調整難などから、

2025年3月開催の予定が2度延期され、

現在は2025年中頃開催という、ざっくりした発表になっています。

▶「pickleballworldrankings」インスタグラムより

賞金で話題をさらうのもいいですが、ピックルボールを広める意味でも、まずは、しっかりしたイベント運営の方が大事ですよね。

周囲の期待が大きい分、あまり急がず、じっくりと成熟していってもらいたいと思うのは私だけでしょうか?

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ピックル坊や
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勝手に広めるンルン
大阪府生まれ。大学までテニス部。大阪から情報発信。ピックルに目覚め、ルンルン楽しく上手くなれるのか検証中
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