ピックルボールに救われた退役軍人

ピックルボールのテントのイメージ画像
picklebouya
ピックルボールのセラピー効果のイメージ画像

ピックルボールには人を救う力がある、「セラピー効果」があるという話です。

中東情勢が緊迫する今だからこそ知っておきたい、アメリカのピックルボール発展の背景にあった実話をご紹介します。

スポンサーリンク

「人生が変わった」

最も象徴的なのは、アメリカ空軍の退役軍人コリー・ケリー(Kory Kelly)さんです。

彼はアフガニスタンから帰還後、

5年間ほど、重度のPTSD(心的外傷後ストレス障害)に苦しんでいました。

外出も人付き合いも避ける生活を送っていました。

そんな彼を外へ連れ出したのは、80歳の母でした。

きっかけは、ピックルボールです。

そこで彼は、再び笑顔を取り戻します。

「このスポーツの宝は、そこに集まる人々だ!」

「ゲーム自体も素晴らしいけど、何よりも大切なのは人との繋がり。人生が変わったよ! 妻や家族と再び一緒に過ごせるようになったんだ」

この経験は高く評価され、ストーリー性や社会的影響力を重視する月間表彰「Athlete of the Month」、そして人生の再起を支援する「Hand Up from Humana奨学金」を受けています。

競技成績ではなく「人生の再起」が評価された象徴的な存在です。

「ありのままの自分でいられる」

陸軍退役軍人のアーネスト・フォックス3世(Ernest Fox III)さんも似たようなケースでした。

彼は母の死、離婚、そして息子を失うという悲しみが重なり、重いPTSDを発症していました。

「人が怖い」と人との関わりを避けてきましたが、それでも彼は、退役軍人向けのピックルボール大会に出場するため、2時間かけて会場へ向かいます。

その一歩が、すべてを変えました。

「ここでは、ありのままの自分でいられるんだ」。

「自分が救われたから」

海軍戦闘経験者であるジョー・ウィルソン(Joe Wilson)さんは、退役後の生活に適応できず苦しんでいました。

しかしピックルボールと出会い、心の安定と生きる目的を見つけます。

そして今度は、自らが支える側へ。

退役軍人同士がつながれるコミュニティーづくりや大会構想を進め「National Veterans Pickleball League」の設立を目指しています。

「自分が救われたから、他の退役軍人も救いたい」

ピックルボールを通じて、仲間意識と居場所を提供し、退役軍人の社会復帰を支えようとしています。

偶然ではなく科学的な裏付け

これらは単なる美談ではありません。

ピックルボールには、心理的な回復を支える要素がいくつもあります。

まず、自然と人と関われる環境が、PTSDの大きな問題である「孤独」を和らげます。

さらにダブルスによる仲間意識。

そして適度な運動によって分泌されるエンドルフィンが、不安や抑うつを軽減します。

加えて、戦略を考えることで思考が現在に向き、過去のつらい記憶から一時的に離れることもできます。

こうした複合的な効果が、退役軍人の社会復帰を後押ししているのです。

心の傷を追う前にできること

ピックルボールは単なるスポーツではありません。

コリー・ケリーさんは言いました

「ピックルボールは無料のセラピーだ」

この一言が心に刺さります。

戦争のない世界が一番望ましいのは言うまでもありません。

ピックルボールは傷ついた心を癒やします。

ですが、その力は、できることなら誰かが傷つく前に使えないものか。

争いとは逆の方向に働かせることはできないか。

そう考えさせられます。

About Me
ピックル坊や
ピックル坊や
勝手に広めるンルン
大阪府生まれ。大学までテニス部。大阪から情報発信。ピックルに目覚め、ルンルン楽しく上手くなれるのか検証中
スポンサーリンク
記事URLをコピーしました