ドライブ禁止ゾーンが存在した!?

ミッドコートでドライブショットを打つイメージ画像
picklebouya
ドライブが不可能な高さのイメージ画像

今回はサードショットの判断について考えます。

あなたのサーブはナイスサーブ。リターンはキッチンラインとベースラインの間、いわゆるミッドコートに落ちました。

ここは攻撃、ドライブと思っていませんか?

特にテニス経験者の方に、その傾向が強いと思います。

私も以前はそう考えていました。そしてミスをすれば、自分の技術不足だと思っていました。

ですが、どうやら問題は技術ではなく「判断」そのものにある可能性が高いのです。

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ベラミーの「金言」

今回、その認識を大きく変えたのが、男子トッププロのロスコ・ベラミー(Roscoe Bellamy)選手のアドバイスです。

次の「プロから学べる7つのコツ」と題した動画の中で、3球目について非常に重要な指摘をしています。

3番目の項目として5分50秒あたりから取り上げられています。

ピックルボールで最も魅力的なショットは、ボールがコートの真ん中で低いコンタクトポイントになった時です。

これは、ピックルボールのゲーム全体で最も低い確率のショットとなります。

考えてください。それはほとんど不可能です。ここからボールを​​打つと、ネットを越えるにはボールを上向きに打たなければなりません。 そして、上向きに打つとき、特にドライブであれば、ネットを越えるために少しパワーを加えてしまうことがあります。 だからそのようなショットとなった場合は、無条件にドロップ判断し、キッチンへと進むことです。

ドライブはミスを呼ぶだけ。迷わずドロップと、トッププロが明言しているのです。

なぜミスするのか?

冷静に考えると、プロの言い分はごもっとも。図で見たら明らかです。

赤の軌道を見て下さい。

低い打点からのドライブは、ネットすれすれを通過し、相手の胸元付近に浮き上がる軌道になります。

相手にとって絶好のカウンターチャンスです。

またボールを見逃されば、そのままアウトとなる可能性が非常に高いです。

アマチュアレベルではミスに助けられる場面もありますが、レベルが上がるほど、この種のボールは確実に仕留められます。

テニスの考え方に引っ張られ

ちなみにベラミー選手は大学テニス出身の元プロテニスプレーヤー。身長195センチの超大型プレーヤーです。結構なバウンドでも低い位置になるのでしょう。

「この位置は我々がポイントを獲得したくなる場所です」

「ですが、これは多くのピックルボール選手が犯してしまう大きな間違いです」

と、元テニス選手がよく抱く気持ちを代弁してくれています。

テニスでは浅い → 中に入る → 攻撃という成功体験が強く刷り込まれています。

ミッドコートに入った瞬間に「チャンス」と感じるのは当然です。

しかしピックルボールでは状況が異なります。

相手はすでに前に2人並び、コースは限定され、抜くスペースもほとんどありません。

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大事なのはヒッティングポイント

ピックルボールはコートが狭いです。

テニスのような広いコート上での、スペースの取り合いという考えより、

ボールのコンタクトポイント、

いわゆる「高さ」で、攻撃できるか否かを判断することの方が多いです。

低い位置からドライブを打とうとすると

・ネットを越えるために持ち上げる
・それでもスピードを出そうとする
・結果 → 浮く(ポップアップ)

となります。

ミッドコート+低い打点。

位置としては「攻撃できそう」なのに、高さとしては「攻撃してはいけない」

このズレが無理なドライブを生んでしまっているのです。

テニスとは基本逆

ベラミーは逆にドライブを打つべき時、すなわちドロップを捨てる時として

次の例外を挙げています。

・強いリターンで後ろに押し込まれたとき

この場合は

ドロップが物理的に難しい→ ドライブでなんとかニュートラルに戻す、

としています。

ただし目的は攻撃ではなく、あくまでリカバリーです。

深いボールほどドライブ、浅いが低いボールはドロップ。

整理すると、判断はテニスとは逆になるという訳です。

ベラミーの答えをおさらい

サードショットのシチュエーションは他にもあります。

ベラミーはその判断をこう整理しています。

・深い → 攻撃しない
・低い → ドライブしない
・短くても低い → ドロップ
・短くて高い → 初めて攻撃

テニスのように

「どこにいるか」ではなく「どの高さで打つか」で判断する。

この切り替えがすべてです。

ミッドコートは即チャンスではありません。

条件を満たさなければ、そこは「ドライブ禁止ゾーン」になるのです。

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ピックル坊や
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勝手に広めるンルン
大阪府生まれ。大学までテニス部。大阪から情報発信。ピックルに目覚め、ルンルン楽しく上手くなれるのか検証中
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