ダブルスで知っておくべきルール5選

ピックルボールのダブルスのイメージ画像
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ダブルスで知っておくべきルールのイメージ画像

ピックルボールのルールはシンプルですが、時に「えっ!?」と驚くようなものもあります。

今回は「2人でプレーするからこそ起きるルール」に焦点を当てて、厳選5つを「覚えておくべきダブルスの意外なルール」としてご紹介します。

条項番号などは、USA Pickleball公式ルールブックに則っています。

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①倒れそうなパートナーを助けるのは?

キッチンライン上で、ボレーを打った後、勢いあまってノンボレーゾーン(キッチン)に倒れ込みそうになった。そんな時、横にいたパートナーが体や服をつかんで引き戻す行為は? 違反それともOK?

ピックル坊や
ピックル坊や
 
 

ピックルボールではプレーヤー同士が接触すること自体は禁止されていません。

そのため、パートナーが支えてキッチン侵入を防ぐプレーは合法です。

ただし注意点があります。

もし助けた側の選手が

  • キッチン
  • キッチンライン

に触れていた場合は、

ボレーを打った選手がキッチンに触れたと同じ扱いになりフォルトになります。

ちなみにアメリカでは、倒れそうになったポニーテールの選手をパートナーが髪の毛をつかんで引き戻したプレーが話題になったこともあります。


まさにダブルスならではのシーンと言えるでしょう。

②パートナーのパドルがキッチンに触れた

自分のパートナーがウィナーを決めた際、自分もボールを打とうとしていて、止めたパドルがキッチンに落ちてしまった。ウィナーは有効? それともフォルト?

ピックル坊や
ピックル坊や
 
 

ダブルスでは、自分がショットを打っていなくてもフォルトになることがあります。

例えば次のようなケースです。

  • パートナーがバランスを崩してネットに触れる
  • パートナーのパドルがネットに当たる
  • 帽子やウェアがネットに触れる、もしくはキッチン内に落ちる

この場合、チーム全体のフォルトになります。

ネットタッチのルールやキッチンラインの違反は、

プレーヤー本人だけでなく、持ち物や着用物も含めて接触は禁止とされています。

つまりダブルスでは

「自分が打っていないから関係ない」では済まないということです。

フワリと浮いたボールに、早々に喜んで帽子やタオルをキッチンに落としてしまうような「余計な動き」はご法度ですよ!(笑)。

③サーブやレシーブ順を間違えた

第1サーバー、第2サーバーの順をプレーヤーの誰も気づかないまま、間違えて打ってしまった。ポイントは取ったけど、これって有効? それとも無効?

ピックル坊や
ピックル坊や
 
 

ダブルスで最もよく起きる混乱がサーブ順・レシーブ順のミスです。

例えば

  • サーバーの順番を間違えた
  • レシーブ側の立ち位置が逆だった

こうしたミスは珍しくありません。

この場合の扱いはシンプルです。

ミスに気づいた時点で正しい位置・正しい順番に戻してプレーを続けます。

それまでに終わったラリーはすべて有効です。

このルールは

  • Rule 4.B(Serving Order)
  • Rule 4.C(Receiving Order)

で定められています。

ピックルボールのダブルスではスコアコールに「サーバー番号(1 or 2)」が含まれるのも、

この順番を明確にするためです。

④ペア同士で判定のコールが割れたら?

相手のボールを打とうとしたパートナーが「アウト」とコールしてプレーを止めた。でもその横にいたもう1人のプレーヤーはいや「インじゃない」と言った。この場合、ポイントは自分サイド? それとも相手サイド?

ピックル坊や
ピックル坊や
 
 

ダブルスでは、ライン際の判定でパートナー同士の意見が分かれることがあります。

この場合、ルールは明確です。

チーム内で判定が一致しない場合、そのボールは「イン」扱いになります。

つまりアウトコールは成立しません。

これはピックルボールの基本原則である「疑わしきはイン」という考え方に基づいています。

つまりダブルスでは

  • 確信があるときだけアウトをコールする
  • パートナーと意見が割れたら相手有利とする

というフェアプレーの精神が前提になっています。

⑤パートナーがコートに立てない場合

試合の終盤、パートナーが足を捻挫してしまい、コートに立つことができない。この場合は即棄権? それとも継続可能?

ピックル坊や
ピックル坊や
 
 

今回紹介する中で最も意外なのがこのルールでしょう。

もし試合中に片方のプレーヤーが

  • 足をつった
  • 転倒してケガをした
  • 捻挫や骨折などでプレー不能
  • 熱中症で動けない

などの状況になった場合、普通は試合終了と思うかもしれません。

しかしピックルボールのルールでは、チームが続行を選べば試合は継続できます。

試合前には2人がそろっていたという条件が必要ですが、

1人 vs 2人」という状態でもルール上はプレー可能です。

ただしケガした選手の

  • サーブ順
  • レシーブ順

が回ってきた場合、

その時点で自動的にフォルト(そのポイントを失う)になります。

実際には

  • 健康な選手が自分の番だけプレー
  • パートナーのターンはすべて失点(サーブの場合は1選手のサーブ権のみ)

という非常に厳しい状況になります。

それでもルール上は

「チームが続行する意思を持つ限り試合は成立する」という考え方になっています。

ダブルス=2人で1つの精神

これはピックルボールが「ダブルス=チーム競技」として設計されているからです。

極端な話ですが、スコアが10-10の大接戦でパートナーが動けなくなっても、残った1人がプレーを続けることは可能です。

実際にはかなり不利ですが、最後まで戦う選択肢が残されています。

(ただし、大会ルールに従って下さいね)

特にあと1点で勝てるなんて状況だったら、

「たとえ1対2でも戦える」というルールは絶対に活かすべきでしょう。

そこにはコミュニティースポーツとしてなんとか最後までプレーを継続させることを重視してきた背景があります。

ちなみにテニス、卓球、バドミントン、すべての競技で、この場合は棄権となります。

ピックルボール独自の柔軟なルールは、レクリエーションから発展してきた歴史を感じさせる、実にユニークな部分と言えるでしょう。

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ピックル坊や
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勝手に広めるンルン
大阪府生まれ。大学までテニス部。大阪から情報発信。ピックルに目覚め、ルンルン楽しく上手くなれるのか検証中
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