人気加速のカギ握る「Z世代」

人気加速のカギ握る「Z世代」

ピックルボールは「シニアのスポーツ」という誤解が残っている方もいるかもしれません。しかし実態は違います。
本場アメリカの調査(Sports & Fitness Industry Association)によると、
プレーヤーの平均年齢はおよそ34歳。
競技の中心は30代前後で、幅広い世代に広がるスポーツへと移行しています。
日本でも若者に広がる傾向
2025年現在、日本での競技人口は4~5万人程度と推定されていますが、まだ年齢別分布を示す明確な統計はありません。
それでも、ピックルボールのスクール展開も行っている「テニススクール・ノア」が、次のような興味深いアンケート結果を2025年11月に発表しています。対象は週に1回以上スポーツをしている20代~50代の男女1234人です。
25%以上が、ピックルボールというスポーツを知っている
知っている約半数が、ピックルボールのプレー経験がある
ピックルボールに感じる主な魅力は「コミュニケーションが生まれやすい点」や「新しいスポーツでトレンド感がある点」
若者世代を含め、確実にピックルボールが広がりつつある様子が伺えます。
アメリカでの分析
ピックルボールをプレーする年齢層を見ると、アメリカの2023年データでは25~34歳が16.7%でトップ。18~24歳が13.3%。
一般的にミレニアル世代(1981〜1996年ごろ生まれ=30~45歳)や、Z世代(1997~2012年ごろ生まれ=13~29歳)と呼ばれる年齢層に非常に支持されているのが分かります。
この世代にピックルボールにハマっている理由として、次のような分析があるそうです。
アクセスの良さと即効性
コロナ禍に安全で手軽にできるアクティビティを探していた。マラソンほどハードでなく、ゴルフやスキーほどお金もかからない。近くに場所がありルールも直感的で、すぐにラリーが続き、声を上げて楽しめる。もたつきや苛立ちを感じないことは、デジタルによる迅速なフィードバックに慣れた世代にとって非常に魅力的だった。
社会的つながり
オンラインゲームやデジタル過多の時代において、実は実際に得られる社会的な体験を重視している側面もある。ピックルボールのダブルスは、それほど時間も長くかからず、適度な付き合い、交流を促す点で非常に都合が良かった。若者の孤独感を埋める、社会的なコミュニティの場を取り戻させた。
SNSとインフルエンサーの影響
ピックルボールのコートは小さく撮影もしやすく、ファッションやコートも映える。新しい体験を広めたい世代のニーズにばっちりハマった。TikTokのハッシュタグ「#pickleball」は20億回以上の再生回数を記録。おしゃれさ以外にも、トリックショット、ラリー、コミカルな失敗シーンなどの動画が若い視聴者を魅了している。インフルエンサーの推薦を信頼する25~34歳世代と、ピックルボールの若年層を後押しする世代が、見事に一致している。
参考
どれもなるほど、と思うことばかりではないでしょうか?
日本でも同じ傾向
日本でも同じような傾向が見られます。
1~2年前はじっくり探さないと見つけられなかったピックルボール関連の話題ですが、とにかく最近の10~35歳の方のインスタグラム、YouTubeなどの発信量は凄まじいものです。
15歳の佐脇京選手。テレビ朝日系の「つながるピックル」出演で、ピックルボールの認知度アップに貢献中。
お笑いタレントみやぞんさんと 2010年生まれ=佐脇京選手
▶「keipball」インスタグラムより
女優&タレントの石原さとみさん、新山千春さん、かなりのガチ勢と見られるモデルの井桁弘恵さん、女子アナの野村彩也子さん、モデルの阿部なつきさんも。
1986年生まれ=女優&タレント 石原さとみさん
▶「TBS公式 YouTuboo」YouTubeより
1981年生まれ=タレント 新山千春さん
▶「chiharuuu_0114」インスタグラムより
1997年生まれ=モデル&タレント 井桁弘恵さん
▶「igetahiroe23」インスタグラムより
1997年生まれ=アナウンサー 野村彩也子さん
▶「nomurasayako」インスタグラムより
1999年生まれ=モデル 阿部なつきさん
▶「i.am_natsuki_」インスタグラムより
1983年生まれ=お笑いタレント 近藤春菜さん
▶「yusukearimoto」インスタグラムより
YouTubeも盛ん
アイドルグループ「ACEes」はジュニアCHANNELでピックルボール勝負。
お笑いコンビ バッテリィズのエースさんと寺家さんは、タレントの二瓶有加さんと3人で「PICKLE PICKLE」という名のYouTubeチャンネルを立ち上げ、日本一になるまでの過程を発信中です。
2002年生まれ=アイドルグループ「ACEes」浮所飛貴 深田竜生さんほか
▶「ジュニアCHANNEL」YouTubeより
1994年生まれ=お笑いコンビ バッテリィズ エースさんほか
▶「PICKLE PICKLE」YouTubeより
最後にZ世代よりさらに下、α世代になりますが、まだ9歳の子役、永尾柚乃さん。イベントで孫世代代表として登場するそうですが、ピックルボールの将来について、こんなコメントを残しています。
「学校でも人気が出ると思います。高齢者の方からお子さんもみんなが楽しめるスポーツなので、すごくいいなと思います!」
2016年生まれ=子役 永尾柚乃さん
▶「pickleballjapanfederation」インスタグラムより
「シニアのスポーツ」と言うのと、「シニアまでできるスポーツ」と言うのでは全然、イメージが違いますものね。
当の私、「ピックル坊や」は団塊ジュニア世代。
Z世代のみなさんに、もっともっとピックルボールを広げていただきたいと切に願っています!











