ピックルボールは寿命を延ばす?

ピックルボールは寿命を伸ばす?

最近、海外のサイトで「ラケットスポーツは寿命を最も延ばす」というランキングを見かけました。
また2026年1月放送の人気テレビ番組「月曜から夜ふかし」では最も寿命を延ばすスポーツとして「テニス」が紹介されていました。
ではピックルボールはどうなのでしょう? 今回はその真相を探ってみたいと思います。
長寿をもたらすという根拠
まず大前提として、ラケットスポーツが健康と強く関係していると言い切れる、かなり有力なデータが複数あります。
①英国8万人超の大規模研究
出典は「British Journal of Sports Medicine」(2017年掲載、オンライン公開は2016年)。
対象は英国の成人80,306人。約9年間にわたって追跡しています。
少々古いデータではありますが、結果はかなりインパクトがあります。
- ラケットスポーツ参加者は
→ 全死亡リスクが47%低下 - 心血管疾患による死亡リスクは
→ 56%低下
他の運動種目よりも低下幅が大きかったと報告されています。これは相当強いデータです。
②デンマークの25年追跡研究
もうひとつ有名なのが「Copenhagen City Heart Study」(2018年発表)。
約8,500人を最大25年間追跡した研究です。
ここでは「推定寿命差」が算出されていて、
- テニス:+9.7年
- バドミントン:+6.2年
- サッカー:+4.7年
- ジョギング:+3.2年
という結果でした。ラケットスポーツが上位に並んでいます。
③社会的つながりの大切さ
さらに重要なのが「社交性」です。
「PLOS Medicine」(2010年、30万人以上のメタ分析)では
社会的なつながりが強い人は、死亡リスクが約50%低いという報告があります。
ラケットスポーツは、1人ではできない対人スポーツ。
年齢を重ねるにつれて、誰かとつながるという点が健康にとっていかに必要かを思い知らされます。
ここが実は大きなポイントかもしれません。

ピックルボールは+10年!?
話は冒頭に戻ります。
私が見たインドのピックルボールパドルブランド「STROKESS」の中では、「寿命を延ばすトップ5ラケットスポーツ」というタイトルのブログ内で、次のような表が掲載されていました。
おそらくですが、ピックルボール単独で「寿命は何年延びる」という大規模研究は、まだ存在しません。
ですので期待値を含んだ推測と考えられます。
それをご理解いただいた上で、ご覧ください。
| 長寿のためのラケットスポーツトップ5と推定寿命延長 | ||
| 1位 | ピックルボール | ~10年 |
| 2位 | テニス | ~9.7年 |
| 3位 | バドミントン | ~6.2年 |
| 4位 | スカッシュ | ~5~8年 |
| 5位 | 卓球 | ~4~6年 |
| ※ピックルボールサイト「STROKESS」ブログより | ||
あながち間違いではない?
もちろんパドルメーカーの「STROKESS」としては、ピックルボール人気を高めたい思惑があるでしょうから、この順位を盲信する気はありません。ですが、実際にプレーしていると感じることがあります。
- 適度に汗をかく有酸素運動
- 反射神経、反応やボディーバランスの多用
- ダブルスやコミュニティーでの会話
かなり健康的で、しかも「楽しい」。
楽しいから続く。続くから習慣になる。習慣になるから健康に効く。
広いコート、パワーの必要なテニスとは違い、無理せず続けられるという点で、ピックルボールがテニスより上位に来るのは、至極当然のことのように思えるのです。
順位は未来のデータが決める
現時点では、ピックルボールがあらゆるスポーツの中で「最も寿命を延ばす」という科学的根拠はありません。
しかし、ラケットスポーツと長寿が強く関連していることは、かなり信頼できるデータがそろっています。
そしてピックルボールは、その条件をしっかりと満たしています。
私たちが、もっと楽しんで、もっと続けて、もっと広める。
将来の研究で「やっぱりピックルボールが最強でした」と出たら最高ですよね。
だって、そのとき、私たちはその証拠の一部になっているのですから(笑)。











