パドル選び

パドルの表面素材を徹底解説

ピックルボールのパドルでパドルタップ光景のイメージ画像
picklebouya
パドルフェイスの素材をイメージさせる画像

ピックルボールのパドルのフェイス素材はスピン量、反発力、打球感などに大きく影響します。

現在主流になっている素材はカーボンファイバーですが、それ以外にも高密度カーボンや防弾チョッキに使われるケブラー/アラミド繊維と呼ばれる素材などもあります。

今回は、素材の種類と、その特長、パドル選びをする際に役に立つ情報をお伝えします。

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①カーボンファイバー(Carbon Fiber)

現在では、カーボンファイバー(Carbon Fiber)が最も多く使われている素材です。

日本の大手素材メーカー「TORAY」が作っているT700、T800が有名です。

カーボンファイバーのイメージ画像

TORAYは航空機やF1マシンにも使われる高品質カーボンファイバーを製造していて、MLPツアーのプラチナスポンサー契約も結んでいます。ノンボレーゾーンに大きく「’TORAY’」の文字が記されているのは、そのためです。

T700は柔らかめでしなやか、T800はより高い剛性があります。

T800はT700の上位互換ですが、その分、費用も高く、耐久性や反発力が上がる分、やや硬く感じるそうです。

一般的にはT700はコントロール重視、T800はパワー重視と言われます。

②ローカーボン(Raw Carbon)

素材自体は同じカーボンファイバーですが、

カーボン繊維の織り目を、そのまま活かした表面仕上げにしているものをローカーボン(Raw Carbon)と呼びます。

Raw=「未加工」「生」という意味です。

繊維による摩擦がスピン性能を生み出しやすいとされますが、コーティングを最小限に押さえている分、摩耗しやすい場合もあると言われています。

長持ちしない可能性がありますが、

一般的には、ボールをつかむような感覚が出やすいとされています。

ここでもう1つ覚えておいた方がよい数字が3K / 12K / 18Kです。

これは繊維束の本数を表しています。

  • 3K → 3,000本束
  • 12K → 12,000本束
  • 18K → 18,000本束

K数が大きいほど反発が出やすいですが、打感が硬くなる傾向があります。

すなわち「3K Raw Carbon」とあれば3,000本の束のカーボンをあまり表面加工せずに使用したもの。回転がかかり柔らかい、と言えます。

  • カーボンかRawか=耐久性ある硬めか、柔らかく掴み感があるか
  • 3K/12K/18K=設計にもよるが、数字が上がるほど高反発で硬くなる

と考えてよいでしょう。

③ケブラー/アラミド繊維(Kevlar)

同重量だと鋼鉄の約5倍の強度を誇り、

防弾チョッキに使われる素材として有名なケブラー(Kevlar)もあります。

開発元はDuPontです。

衝撃吸収に優れ、振動が少なく、柔らかい打球感を実現するとされています。

単体で使われるというより、カーボン素材とのハイブリッド構造が主流になっています。

コントロール性が高く、細かいショットやリセット重視のプレーヤーが好む傾向があるようです。

素材特徴代表モデル例
カーボン高反発・高速Selkirk LABS BoomStik
Vatic Pro V-SOL
Raw Carbonスピン重視・反発感SIXZERO Black Diamond Power
Onix Evoke Premier Pro
Kevlar混合振動抑制・コントロールHonolulu J2K
Spartus Apollo

④ グラファイト(Graphite)

グラファイト(Graphite)はカーボン系素材の一種として扱われることが多い、炭素シート系の薄いもの。

いわばカーボンファイバーの旧世代寄りと考えて下さい。

それでも軽量で柔らかく扱いやすい素材のため、比較的安価なパドルの中には残っているものもあります。

コントロール性が高い傾向がありますが、スピン性能はやや劣るとされます。

⑤ファイバーグラス(Fiberglass)

ファイバーグラス(Fiberglass)は溶かしたガラスを極細の繊維状にした素材です。

カーボンよりも柔らかく、ボールを押し出す感覚が強いのが最大の特徴。

しなった後に一気に戻るトランポリン効果が高く、比較的安価な素材であるため、最注目されています。

「パワー型素材」として初心者〜攻撃型プレーヤーに根強い人気がありますが、スピン性能ではRaw Carbonに一歩譲るとされています。

現在の主流は?

現在の主流を考えると

  1. T700 Raw Carbon
  2. 高密度(12K以上)カーボン
  3. Carbon × Kevlar ハイブリッド

の3つです。

私は正直なところ「素材だけで違いが分かる」ほど繊細な感覚を持ち合わせていません。

ただ「このパドル気に入った」と思った時に、

✔ 何の素材か
✔ 何Kか
✔ ハイブリッドか

を覚えておくと、次の1本を選ぶときに非常に役立つかもしれません。

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ピックル坊や
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勝手に広めるンルン
大阪府生まれ。大学までテニス部。大阪から情報発信。ピックルに目覚め、ルンルン楽しく上手くなれるのか検証中
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