ミスから逆算する おもり調整

ミスから逆算する おもり調整

ミスが続くと、フォームや判断の問題だと考えがちです。しかし、同じようなミスが頻繁する場合は、インパクト時のフェイスのブレや慣性不足といった「パドルの要素」が影響しているケースも少なくありません。

今回はよくある「ミスの要素」を整理して、それに対して「どのようなおもり調整が効果的か」を解説したいと思います。

ミス要素① フェイスが安定しない
あなたはこんなミス出ていませんか?
- ディンクがネットしやすい
- ボレーが浅くなったり浮いたりする
- 同じ振りなのに安定しない
インパクト時にパドルフェイスが微妙に開閉し、
オフセンター時のねじれを抑えきれていない可能性があります。
👉 サイド(3時・9時)に少量のおもり
サイド方向の重量はツイスト方向の慣性を高め、フェイスのブレを抑える効果があります。当たりが多少ズレ、スイートスポットを外しても結果が大きく変わらない状態を作りやすくなると言えます。
両サイドの均等に1g程度の少ないグラム数から様子を見て、効果を感じたら徐々に増やしていってみてください。
ミス要素② 押し負ける
こんなミスはないでしょうか?
- 相手の速いボールをボレーすると弾かれる
- ハンドバトルでミートしているはずなのにコントロールできない
相手の球威に押され、
インパクト時の押し込みが足りていない状態の可能性があります。
👉 トップコーナーに少量のおもり
先端寄りに重量を足すことでスイングウェイトが上がり、インパクト時にパドルが押し戻されにくくなります。
まずはトップコーナーの両サイドにおもりを貼って様子を見ます。効果を感じたら、トップコーナーのおもりを増やす、あるいはトップ(12時)に少量のおもりを貼ることを検討してみてください。
ミス要素③ 飛びすぎる
心地よく打球が飛べば問題ないのですが、感覚的にベストで打ったとしても、オーバーしてしまう場合は、プレーが難しくなります。次のような状態です。
- ディンクが思ったより長くなってしまう
- ドライブを7割程度で打ってもアウトする
バランスがヘッド寄りにあり、スイングが先行してしまい、
減速しながら当てる感覚、タッチ要素が作りにくい状態と考えられます。
👉 斜め下部に少量のおもり
斜め下部の両サイド均等に少量のおもりをつけてみましょう。トップヘビーのバランスがやや下がることで、ヘッドの走りが落ち着き、タッチ系のショットの再現性が上がります。
ミス要素④ 反応が遅れる
ハンドバトルでこんなミスは出ていませんか?
- とっさのボレー処理がよく間に合わない
- 正面のボレーの反応が鈍い
スイングウェイトが高すぎ、パドルの向きを素早く変えられない
ハンドスピード不足の可能性があります。
👉 おもり量を減らす おもりの位置を下げる
まずは今貼っている、おもりの重量を減らすことを考えましょう。それでも不足なようなら、貼っている位置を下げることを検討しましょう。
パドルの下側になるほど、安定感を保ちつつ、反応速度を犠牲にしません。
ですが、おもりの減少や下げたことにより、パワーや安定性が損なわれたと感じたら、
どこかでメリット&デメリットの折り合いをつけなければなりません。
再現性を引き出す
おもり調整は、貼付イコール、即ショットを強くするような「万能薬」ではありません。
あくまでミスの幅を小さくし、プレーの再現性を高めるための1つの手段です。
まずは少量で試し、違和感が出たら戻しましょう。
自分のミスの出方をキッチリと整理し、この「逆引き表」からおもりを調整することで、より短い期間で、自分なりのベストパドルが見つかるはずです。
| ミスの種類 | おもりの位置 | 期待できる効果 |
| 安定しない | サイド | フェイスのブレ減少 |
| 押し負ける | トップコーナー | パワーアップ |
| 飛びすぎる | 斜め下部 | 安定性のアップ |
| 反応が遅れる | 減らすか下げる | ハンドスピード向上 |
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