バックカウンターを極めよう①

バックカウンターを極めよう①

大阪から情報発信中の私「ピックル坊や」はテニスからの転向組です。最も戸惑ったのがキッチンでの動き、特にバックボレー、バックのカウンター、でした。
今回はその悩みが少し解消するヒントを見つけたので、シェアさせていただきます。私にとって、3つの知らなかったことがありました。今回はまず1つ、計2回でお伝えします。
「シフト」というフットワーク
次の動画が、まず1つ目を教えてくれました。
「シフト」というフットワークです。
体のパドルを持つ手の側に向けられたショット、フォアで取るか、バックで取るか微妙な位置に来たシーンを想像してください。
反応が遅れて返せない。あるいは返せたとしてもチキンウイングの形になり、ボールがポップアップして次で決められてしまう。なんて経験ないでしょうか? 私はしょっちゅうでした。

もちろん反応も大事なのですが、
それを解消するステップがあったのです。
動画再生開始位置の5分17秒あたりからです。利き手と反対側の足、右利きの私の場合は左足に少し体重を乗せた後、右足にイッキに移し替えます。
小さくジャンプするように、大きく1歩分、右側に水平移動します。
そのまま体の前でボールをとらえるテクニックです。これなら肘が上がるチキンウイングの厳しい体勢にはなりませんよね。
▶「Pickleball Playbook」動画より
テニスと違う踏み出し
私のキッチンで動きは次のように変化していました。
①テニスのクセのまま左足に体重を乗せた後、右足を前にステップイン→キッチンラインを踏む
②ラインを踏まないように、両足をラインと水平に維持のまま
③フットワークが使えなくなり上半身から先に動くように
前へ踏み出さないイコール、いわゆる「ベタ足」になってしまっていましたが、
前に踏み出すのを、右サイドに移動するよう変えるだけです。
多少時間があるテニスでは、左足を右足の斜め後方に下げるクロスステップで処理することが多かったですが、パドル面を体の前に残したまま、1歩で右足に体重移動することを覚えると、途端に楽にボールをとらえられるようになりました。
スマホの自撮り
この動画では、面白い表現も出てきます。
「スマホの自撮り」というものです。
おへそのあたりに置いたパドルを振り上げてフィニッシュした位置が、ちょうどスマホで自分を撮っている状態になる、という、実に分かりやすい表現です(笑)。

ここを意識すれば、
リストを使い過ぎてパドルが返りすぎることもないですし、肘を使いすぎず腕全体を伸ばして打つことも理解しやすいと思います。
自分のスマホ(パドル)から自分の顔がフレームアウトしないように、気を付けないといけませんね(笑)。
ばっちり「ナイスショット」決めちゃってください!
あっ、スマホの向きはくれぐれも横向きでお願いしますね(笑)。
