ピックルドって何のこと?

ピックルドって何のこと?

私がピックルボールを始めるきっかけになった一つが「ピックル」という言葉の響きにあります。1度聞いたら忘れない、どこか楽しげなワクワクするイメージが湧きませんか?
以前、ピックルボールの名前の由来を、考案者の家族たちが飼っていた犬の名前「ピックル」からきている説や「ピクルボート」からという説をお伝えしました。

しかし、そもそも「ピックル」というのはどんな意味があり、本場アメリカのプレーヤーたちはどのように「ピックル」「ピックルド」という言葉を使用しているのかを、深堀りしていきたいと思います。
ピックルとは
ピックル(Pickle)という言葉を直訳すると、
①ハンバーガーによく入っている、キュウリの酢漬けピクルス
が真っ先にでてきます。

そのあとには
②酢や塩に漬けられること
③困った立場や窮地に陥ること
と続きます。
「be in a pickle」とは、困っているぞ、となり、ズルズルとやられてスコア差を付けられている選手を見た観客たちは「They’re in a pickle!」と声がけしたりするそうです。
日本語では、あんなに楽しそうな「ピックル」ですが、酢漬け→困っている、となるとはなんとも面白くないですか?
試合開始時、最初のサーブを打つ前に「ピックル!」と声を上げることもあるようです。
「さあやるぞ!」「レッツ!ピックル」と言ったところでしょうか。こちらは日本語と同じような使い方のようですね。
ピックルドとは
さて本題です。「ピックル」から派生した過去完了形「ピックルド」もしくは「ピクルド」(Pickled)となると、どうなるのでしょう? こんな使われ方になります。
「Getting Pickled!」(漬物にしてやったぜ)
相手にしてみれば、1点も取れずに負けること、すなわち「0-11」の敗戦、いわば完封負けを意味します。
テニスで言うベーグルですね。
まさに「酢漬け完了!」っていうところでしょうか?
酸っぱい物を食べたときの表情が、1点も取れず「あ~参った」という表情と重なって、笑えてきます。とっても素晴らしいピックルボール用語だなと思うのです。

ゴールデンピックル(The Golden Pickle)という言葉もあります。こちらはピックルドを上回る最上級。相手サーブから始まって、1度もサーブ権すら奪えず、11点取られて負けることを示します。「完全試合」と言ったところでしょうか。
先ほどの「ピックル」の直訳の話に戻ると、最後には
④困ったやつ、いたずらっ子
という意味がでてきます。
ピックル、すなわち遠慮の知らない「困ったやつ」に、「ピックルドされたぜ」っていう感じで使われているのでしょう。
侮辱された、というような言葉ではなく、長い間、笑い話として、語り草になるような、ニュアンスで用いるというのが、なんとなくでも分かってもらえたのではないでしょうか。
ピックラー
最後に、ピックラー(Pickler)という言葉もご紹介しておきます。これは直訳なら「ピックル中毒者」となりますが、表現が悪いので「ピックル沼にハマった人」にしておきましょう。
ピックル、ピクルド、ピックラー。
この「三段活用」なんだか、とても楽しそうと思いません?
日本でもこれが当たり前に語られるよう、流行らせたいと考えている「ピックル坊や」なのでした。
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