パドル選び

パドルのカスタマイズ

ピックルボールのパドル
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みなさんはマイパドルをお持ちですか? 大阪から情報発信中「ピックル坊や」にもお気に入りの1本がありますが、せいぜいグリップテープを巻いてるぐらいです。

少しでもいいプレーをするため、カスタマイズしているプレーヤーに遭遇したりすると、ちょっぴり憧れたりもしています。どういう方法、どういう効果、利点があるのか、今回調べてみることにしました。

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エッジガードの貼り方

まずはエッジガードですね。特に硬いハードコートや体育館で低い球を持ち上げるため、パドルの先端がコートを着いてしまうと、簡単にフレームが傷付いてしまいます。その衝撃を和らげ、キズから守る意味合いがあります。

またフレーム部分がセパレートされているようなパドルの場合、そこから破損してくることもありますので、パドルを長持ちさせるうえでも役立ちますね。

▶「PickleballCentral」動画より

テープの中央部分をパドルの先端に載せ、自分が貼りたい長さ分のテープの、左右のバランスが合うように調整します。その長さ分、裏のシールの紙部分を先にカットし剥がしておけば、より必要サイズが分かりやすくなります。

少し張力をかけ引っ張りながら貼り、満足いく出来であれば、そのままあまりのテープ部分をカット。余分な膨らみや空気がないことを確認して完成です。

JOOLA(ヨーラ)や DIADEM(ダイアデム)のロゴ入りテープの購入リンク先です。パドルと同じロゴが入っていると、他の人のパドルと見分けもついて、カッコイイですね⏬️



グリップテープの貼り方

グリップテープもテニスやバドミントンをしていた人なら馴染がありますね。ピックルボール専用のものも売っているようですが、テニス用でも、全然問題ありません。中途半端に余る分は、使い道がなくて少しもったいないですが。

テープの先にシールがある場合は、それを剥がして、グリップエンドの方から巻いていきます。簡単ですね。右利きのプレーヤーは右に向かって時計回りに巻き、左利きのプレーヤーは左に向かって時計と逆回りに巻いた方が、わずかですが、指にかかる感触がよくなります。

テープがたるまないように、少し引っ張りながら、巻いていきます。太さや握った感触のお好みになりますが、少なくとも4分の1ずつぐらい重ねて巻きあげていくと、手のひらの中でグリップが動いてもテープがズレにくくなります。

テニスよりグリップの長さは短いです。その分、両手バックのプレーヤーは従来のグリップ革部分がなくなっても、その上にも巻いていくやり方がメジャーなようです。スロート部分に少しかかる部分まで巻いておけば、手の大きい方でも問題なく握れると思います。

最後は余った部分をカットするか、斜めに折って、剥がれないように、止めるテープで固定すれば完成です。

おもりを貼る利点

パドルはパワーと安定性と操作性の3つの兼ね合いが重要になります。スイングスピードの出せるプレーヤーがパドルにおもりを付けることは、ボールに従来以上のパワーと安定性を加える可能性があります。ただし、その分、操作性に犠牲を払うことにもつながり得ます

金槌の先端、ハンマー部分と、軽い柄の側で釘を叩いた場合を想像すると分かりやすいですね。先端さえキッチリ動かす力があれば、重い方で叩いた方が釘を強く打てるのは明らかですね。

▶「Selkirk Sport」動画より

動画では、個人のプレースタイル、身体能力、好みによって、重りを付けるべきかどうかを判断することを推奨しています。

そして3つのパターンを紹介しています。

①パドルの先端部分におもりを貼るケース

先端が重くなる分、スイングスピードは生まれやすくなりますが、振り出す際にはパワーが必要となります。ドライブを多く打つ、シングルスプレーヤーやドライブに威力を出したいプレーヤー向けです

②パドルのサイド部分におもりを貼るケース

①と同じような効果も得られますが、その程度は少なくなります。もう少しコントロールと安定性が必要となるプレーヤー、ボールをしっかり打ちつつもボレーやディンクもこなすオールラウンダー向けです。

③パドルの下部分におもりを貼るケース

グリップ上部のスロート部分(細くなった部分)からサイドにかけて貼るケース。①の効果をある程度得つつ、操作性、俊敏性の犠牲を最小限にとどめます。初めておもりを付けて、その効果を試してみようとするプレーヤーに向いています。

鉛テープやタングステン製のチューニング用テープがあります⏬️


ベン・ジョンズはこうしてる

最後にピックルボール界の若きレジェンド、ベン・ジョンズがどうパドルをカスタマイズしているのかを知りましょう。

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グリップテープは一般的なものと同じ。

重りはスロートに近い部分に、1インチ1グラムの何の変哲もない鉛テープを4本切り、左右に2枚ずつ重ねているそうです。

▶「Ben Johns」動画より

ベン・ジョンズが紹介しているのと同じヨネックスの30本入りグリップテープ⏬️


そして、そして、その重りの上から巻いているのは、意外なことに、ただの絶縁テープ

「オレンジにしたり、パドルの色に合わせばいいんじゃない」「(契約ブランドの)JOOLA(ヨーラ)のオリジナル・テープもいいけどね」と軽い感じで話してます。

ピックルボールの用具がまだまだ取り扱いが少なかった時代、絶縁テープを巻いて、エッジガードの代わりとしたり、重りを貼り付け補強したりするのが、普通のことだったようです。

ベン・ジョンズがやっているとなると、それこそ100円ほどで買える、安い絶縁テープの方が「強そう」に思えるから不思議です(笑)。

一般的な安価な絶縁テープ、パドルの厚さサイズに合わせてテープ幅をお選びください⏬️


オシャレにピックルボールブランドで固めるのも、絶縁テープで玄人感を醸し出すのもいいですね。

もう少しうまくなって「ピックル坊や」も「おもり」デビューを狙いたいと思っています。

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勝手に広めるンルン
大阪府生まれ。大学までテニス部。大阪から情報発信。ピックルに目覚め、ルンルン楽しく上手くなれるのか検証中
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