ピックルの基礎知識

日本期待の女子ピックル選手

picklebouya

今回はPPAツアーで活躍を始めた日本女子選手、今後の活躍が期待される女子選手も合わせて紹介します。

すでにランキング入りしている選手は以下の通りです。

女子ダブルス PPAランク 2025年8月1日時点
171位藤原里華
171位嶋晴菜
206位吉冨愛子
212位谷口智子
314位伊藤真侑

女子シングルス PPAランク 2025年8月1日時点
111位吉冨愛子
113位藤原里華
144位嶋晴菜
190位伊藤真侑

女子ミックス PPAランク 2025年8月1日時点
130位藤原里華
130位嶋晴菜
182位吉冨愛子
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吉冨愛子選手

まずは吉冨愛子(よしとみ・あいこ=31歳)選手。1993年9月24日、愛知県生まれ。158cm。右利き。椙山女学園高校時代にインターハイで優勝した元テニス選手。

早稲田大ではインカレも制し、ユニバーシアード大会銅メダルも獲得しました。

2016年に卒業と同時にプロ転向。2017年には全日本選手権でベスト8。ITFツアーのダブルスでは通算8勝を挙げましたが、2020年春に、プロ生活4年間で引退。同年5月、同じ早稲田大学庭球部だった2年後輩の三好健太選手と結婚。

2023年12月にピックルボールを始め、2024年3月、渡米。

2025年5月にはNPLブリスベン大会で三好健太選手と組んだミックスダブルスで準優勝。

2025年6月、オーストラリアのゴールドコーストで開催されたMLPオーストラリアにおいて、「Asia Aces」の一員としてベスト4入りしています。

伊藤真侑選手

次にご紹介するのは伊藤真侑(いとう・まゆ=25歳)選手。2000年4月29日、北海道生まれ。169㎝。右利き。

小学校から中学までソフトテニス部。高校はテニス部。立命館アジア太平洋大学を卒業後、2024年4月に上京しコンサルティング会社で働いていました。

ですが、大学4年時にアメリカの友人から聞いていたピックルボールに興味を持ち、

競技開始から10カ月、退職してプロを目指すことを決意。

2025年3月、トレイルブレイザーズ・プログラムのメンバーに日本から唯一選ばれました。

応募者100人から合格者12人の狭き門でした。

同プログラムは「明日のスターに育てる」という使命を掲げ、アメリカで3カ月滞在し、専門家によるトレーニングを受けてPPAツアーに参加。無事プログラムを終えると、2025~2026 年のUPA アジアツアー契約を獲得し、すべてのPPAツアー、MLPアジアイベントへの参加が保証されるというものです。

現在、MLPオーストラリアで「SOUTHERN Stars」の一員に選ばれています。

嶋晴菜選手

3人目にご紹介するのは嶋晴菜(しま・せいな=29歳)選手。1996年8月25日、京都府生まれ。右利き。

立命館宇治高校、立命館大学、立命館大学大学院。こちらもテニス経験者で2011年には、全国中学生テニス選手権大会女子ダブルスで優勝しています。

2025年3月、ピックルボール グローバルトッププロ育成プロジェクト「Pickleball X(PX)」で選抜選手に選ばれました。

2025年5月、オーストラリアのブリスベンで開催された、NPLブリスベン大会の19+(19歳以上の女子シングルス)部門で優勝。

同年5月、オーストラリアのパースで開催された、PPA ツアーのオーストラリア・パースオープン 女子プロ ダブルスで佐脇京選手と組んで3位入賞。

羽澤未宥選手

羽澤未宥(はざわ・みゆ=30歳)選手。1995年6月5日、千葉県生まれ。167㎝。右利き。

東京学館浦安高校、駒澤大学では硬式テニス部。大学卒業後は大手オフィス家具メーカーに就職。趣味でテニスを続けていた際、ピックルボールの体験会に誘われ、ピックルボールの魅力にハマる。

初出場した国内の公式大会でいきなり上位進出、2024年10月、日本代表にも選ばれ国際大会出場。

2025年2月、会社を退職し、ピックルボール選手活動に専念。

2025年6月、オーストラリアのゴールドコーストで行われたPPAツアーゴールドコースト大会で 19+シングルス 4.0以上優勝。19+ダブルス 4.0以上優勝。

佐脇京選手

最後はまだジュニア世代の佐脇京(さわき・きょう=15歳)選手。2010年8月3日、東京都生まれ。165㎝。2022年全国小学生テニス選手権で準優勝。2023年、全国選抜ジュニア14歳以下で3位。

2025年5月、オーストラリアのブリスベンで開催された、NPLブリスベン大会の19+(19歳以上)混合ダブルス部門で優勝。

同年5月、オーストラリアのパースで開催された、PPA ツアーのオーストラリア・パースオープン女子プロ、シングルス準優勝、ダブルスで3位。同大会のオープンシングルスは準優勝、ダブルス、混合ダブルスは優勝。

2025年7月のアジア・ピックルボールジュニア・オープンでは16歳以下のシングルス優勝、ダブルス優勝。18歳以下でもシングルス準優勝、ダブルス準優勝の快挙。

将来性は十分です。

男子に負けじと女子も、ドンドン世界に飛び出そうとするピックルボーラーが増えています。今後のさらなる活躍に大いに期待し、注目しましょう!

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ピックル坊や
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勝手に広めるンルン
大阪府生まれ。大学までテニス部。大阪から情報発信。ピックルに目覚め、ルンルン楽しく上手くなれるのか検証中
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